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1000属検定受験を考えている人へ

日程

各級検定を希望する方は申し込みフォームより申し込んで下さい。希望に応じて随時検定を行います。
なお、試験実施場所に関してはこちらをご参照下さい。
申込み

花産業必修1000属検定 日時 場所
A級 検定 2024年11月26日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター
2024年12月24日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター
B級 検定 2024年11月26日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター
2024年12月24日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター
C級 検定 2024年11月26日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター
2024年12月24日(火)
16時30分 ~ 18時30分
千葉大学環境健康フィールド科学センター

検定料

初回検定料※ 3,000円
検定料の決済方法は、当日現金払いのみ。領収書を発行させていただきます。

※初回検定料とは
これまでの経験から、どの級も一回で合格することは難しい、ということを考慮して・・・
各級(C級~A級)を最初に受験する時に検定料を納めて頂くだけです。ですから、同じ級を何回受験しても検定料の追加はありません。

出題形式

2004年4月1日 制定
2019年4月1日 改訂

出題形式を以下の5種類に類別します。本来でしたら、すべて1)の出題形式であるべきですが、偏り無く出題することが非常に困難であることから、2)~5)の形式も併せ出題します。実績からして、この方式で充分な教育成果が上がっていると思われます。

出題形式毎に注意点を列挙します。

  1. 実物あるいは写真の科名(日本語)と属名(ラテン語・日本語)を問う。
    • 出題数をC級=30問、B級=40問、A級=40問とする。
    • 一度出題に使った写真は、少なくとも1年間は再使用しない(記号として覚えてしまうのを防ぐため)。
    • 写真は、花だけでなく、葉など判定に役立つ器官も鮮明に写っているものとする。

  2. 属(ラテン語)の科名(日本語)を問う。
    • 1000属リストに掲載されている旧版の科名でも正解とする。例えば、Hyacinthusはキジカクシ科またはクサスギカズラ科でも旧版のヒアシンス科またはユリ科でも正解とする。

  3. 種(日本語)の属名(ラテン語・日本語)を問う。
    • リストに掲載されていない種は出題しない。

  4. 属(ラテン語)の属名(日本語)あるいは所属する代表種の和名を問う。
    最もクレームの多い出題形式である。
    • 既に和名がある植物に対して、商品名として与えられた別名は不可(例えば、キミガヨランに与えられた商品名である「青年の樹」は不可)。
    • 但し、リスト中に示した、和名のない植物に対して与えられた商品名は可(例えば、Ammi属の1種に与えられた「ホワイトレースフラワー」は可。)
    • 1000属リストに掲載されていない種でも、APGⅢ~Ⅳに準拠する文献に掲載されていれば正解とする。

  5. 一つの科に所属する属(ラテン語・日本語)を問う。
    • 出題は、一つの科に属する属名の60%以下に抑える(例えば、ユリ科に該当属が10あれば、6属以上は問わない)。
    • リストにない属も正解とする。
    • 旧属名も正解とする。
    • 形式 ②の出題が、この形式の問題のヒントになることをなるべく避ける。

検定方式

共通ルール

  1. 花産業必修1000属検定を実施する者(以下、検定者)は、検定級と検定場所を、少なくとも1ヶ月前に花産業必修1000属検定の主催者(以下、主催者)に報告する義務を有する。
  2. 検定者は、合否結果を遅滞なく主催者に報告する義務を有する。
  3. 検定者から合格者の通知を受けた主催者は、遅滞なく検定者に認定証を発行する義務を有する。

C級検定

1)運営委員会の指定する場所で実施する場合
 ・検定者:A級ライセンス保持者、あるいはA級ライセンス保持者の指導下でのB級ライセンス保持者
 ・頻度:少なくとも年2回は実施する。
2)その他の場所で実施する場合
 ・場所:支部実行委員会に一任(全国で実施可能)
 ・検定者:A級ライセンス保持者、あるいはA級ライセンス保持者の指導下でのB級ライセンス保持者
 ・頻度:支部実行委員会に一任

B級検定
 ・場所:運営委員会の指定する場所
 ・検定者:A級ライセンス保持者、あるいはA級ライセンス保持者の指導下でのB級ライセンス保持者
 ・頻度:少なくとも年2回は実施する。

A級検定
 ・場所:運営委員会の指定する場所
 ・検定者:A級ライセンス保持者
 ・頻度:少なくとも年2回は実施する。

検定基準

2004年4月1日 制定
共通ルール

  1. 属名の綴りが1カ所違う答案は、0.5点として積算する。
  2. 合計点の小数点以下は切り捨てて、合否を判断する。
  3. 日本滞在期間が3年未満の者に対しては、各級とも70%以上の正解で合格とする。
  4. 同一の写真は、少なくとも1年間は出題に使用しない。
C級検定
 ・対象:C級リストの300属
 ・出題:C級リストから200問を出題する。30種の実物あるいは写真から科名と属名を問う60問を含む。
 ・合格:200点満点、180点以上。
 ・回答:2時間以内

B級検定
 ・対象:C級リストとB級リストの計600属
 ・出題:C級リストから100問前後、B級リストから200問前後、計300問を出題する。40種の実物あるいは写真から科名と属名を問う80問を含む。
 ・合格:300点満点、270点以上。
 ・回答:2時間以内

A級検定
 ・対象:B級リストとA級リストの計700属
 ・出題:B級リストから100問前後、A級リストから200問前後、計300問を出題する。 40種の実物あるいは写真から科名と属名を問う80問を含む。
 ・合格:300点満点、240点以上。
 ・回答:2時間以内

名誉A級ライセンス
 ・花産業必修1000属検定運営委員会(A級サミット)の指名によって発行する。

花産業必修1000属検定L(ラテン属名検定)
 ・属名をラテン語で回答する検定(花産業必修1000属検定の後継)

花産業必修1000属検定J(和属名検定)
 ・属名を日本語で回答する検定
  千葉大学園芸学部の学生は花産業必修1000属検定Jは受けられない。

各級リスト

2019年4月にリストの改訂をおこない、下記リストは2019年改定版となります。
テキスト右上の日付でバージョンを確認してください。

リストの見方
カラム

説明
C 花産業必修1000属検定(2019年版)の級記号。
Hydrangea 属名
ハイドランジア 日本での標準的な読み方(正式な読みではないが、現実にはこの読みで会話している)。
アジサイ科 科和名(APG分類体系)。
上記の科が旧版と異なる場合に表示。
アジサイ属:アメリカノリノキ、ノリウツギ、アマチャ 属和名:代表種名あるいは種の総称。
ノリウツギをHeteromalla、アジサイをHortensia とする見解もある
新エングラー体系ではユキノシタ科
簡単な解説。
  1. 属の扱いはThe Plant List、『維管束植物分類表』(北隆館)に準拠しています。
  2. リストには果樹・野菜・作物などのカテゴリーも含まれています。
    ガーデンセンターなどで販売される家庭用の果樹苗・野菜苗などは、統計上、花卉の範疇として扱われるからです。
  3. 第2カラム(属名)、第4カラム(科和名)について
    改訂によって、構成が大幅に変更されています。
  4. 第6カラム(属和名:代表種名)について
    第6カラムには 【属和名:代表種】を掲載しています・・・○○○属:○○○○
    「属和名=代表種名」の場合は、属和名しか掲載していません。
     Abelia ツクバネウツギ属は、「属和名=代表種」の例です。
    正式な属和名が確認できない場合は、○○○属を表示していません。
    なるべく代表種名を減らすために、代表種名から属の類推できる種名は省いています。
  5. 花卉園芸必修1000属リストは、花産業を目指す若者のために、その時代に応じて、学ぶべき植物属の軽重を整理した日本初のリストです。
    その趣旨を理解して頂いて、少し内容を改変しただけの模倣リストに著作権を主張するなど、若者を混乱させる行為を慎むよう、斯界に要望いたします。
    警告:そのため花卉園芸必修1000属リストに対して、花葉会が著作権を主張いたします。著作権の侵害は法律をもって罰せられます。花卉園芸必修1000属リストを私用以外に使いたい場合は、花葉会会長の許諾を得てください。

    2003/10/01 文責:安藤敏夫
    2019/04/01 改訂:1000属検定運営委員会

過去に実施した検定の問題用紙と回答例

過去に実施した花卉園芸必修1000属の問題用紙と回答例を公開しています。
C級 検定 2019年9月27日実施分
問題用紙
回答

事務局

〒277-0882
千葉県柏市柏の葉6-2-1
千葉大学環境健康フィールド科学センター内 花葉会事務局
電話&FAX:04-7137-8106