雑誌「花葉」

花卉生産者育種研究会

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第28回 2012年花葉会サマーセミナー
花産業に夢とロマンを
~新たな時代を切り拓く生産者育種、花卉生産の未来を切り開く~

一年ぶりに開催される花葉会サマーセミナー。今回は私たちに夢と希望をもたらす「育種」をテーマに、消費行動論と技術的各論のエキスパートから講演をいただこう。

育種は新しい価値をもたらす創造行為である。また育種は新たなマーケットを創造し、時代を支え、次の時代を切り拓いてきた。品種改良は企業育種はもちろん、研究機関や大学、生産者個人など、さまざまな立場で行われてきたが、このうち生産者育種は日本の伝統的なお家芸である。彼らの作出した品種は、オランダで開催中のフロリアードのコンテストでも高い評価を得るなど、その開発力は全世界中に知れ渡っている。

今回のセミナーでは、変容する現代社会のトレンドを分析し、さらに参加者の育種力を研ぎ澄ますことを目標に豪華多彩な講師陣をお迎えした。育種三昧の2日間で、皆さまの夢を現実化させる助としたい。多くの参加を期待する。

6月23日(土)

千葉大学けやき会館 (10:30から受付開始)

10:50~11:00オープニング
花葉会幹事長
(株)FAJ取締役 長岡 求
11:00~12:30現代社会の消費性向~花業界のこれからの販売戦略を考える~
(株)JMR生活総合研究所代表取締役社長 松田 久一
12:30~13:30昼 食
13:30~15:00 生産者育種に求められる育種の基礎知識
千葉大学大学院園芸学研究科教授 三吉 一光
15:10~16:40最新の育種技術が拓く花の魅力
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 准教授 星野 洋一郎
16:50~17:30総合討論
17:50~19:50懇親会

6月24日(日)

千葉大学けやき会館 (9:20開場)

9:50~10:00オープニング
花葉会会長
千葉大学名誉教授 安藤 敏夫
10:00~11:10オリジナル品種と技術開発による新たな産地作りと活性化~島根県の新たな挑戦~
島根県農業技術センター栽培研究部科長 川村 通
11:20~12:30 世界が注目する日本の生産者育種~知財輸出の可能性とアプローチの道筋~
(有)J&Hジャパン・ゼネラルマネージャー 水野 勝義
12:30~13:30昼 食
13:30~14:10生産者育種の現場に見える課題と可能性
ビスタ・エフ・エフ(Vista Future Flowers Inc.)代表 佐藤 和規
14:20~15:30企業育種と個人育種を生きて50年~技術と夢とその可能性と限界と~
元(株)サカタのタネ長後農場場長 高木 誠
15:40~16:20総合討論



講師のプロフィール

松田 久一(まつだ ひさかず)
株式会社JMR生活総合研究所代表取締役社長

 1956年兵庫県生まれ。大学卒業後、日本マーケティング研究所入社。情報家電産業や、食品、日用品業界でのリサーチ、マーケティング及び戦略経営の実務を経験し、1991年より現職。現在は実務のかたわら、行政機関などで経済関連の専門委員も務めている。主著に『「嫌消費」世代の研究』(東洋経済新報社、2009)、『「嫌消費」不況からの脱出』(PHP研究所、2012)他。日本マーケティング研究所代表取締役社長を兼務。

三吉 一光(みよし かずみつ)
千葉大学大学院園芸学研究科教授

 1957年東京都生まれ。千葉大学園芸学部・同大学院修士課程修了後、東北大学大学院農学研究科修了。株式会社サカタのタネ、理化学研究所(重イオンビーム育種チーム)、秋田県立大勤務を経て本年4月より現職。植物育種学に造詣が深い。理化学研究所の重イオンビーム照射による第一号の品種、ダリア ‘ワールド’の育成に携わる。最近は、種子繁殖性F1コチョウランの作出法の開発やダリア営利栽培に必要な基盤技術の確立を試みている。

星野 洋一郎(ほしの よういちろう)
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授

 1970年群馬県生まれ。千葉大学園芸学部・同大学院博士課程修了。1998年より北海道大学附属農場助手。本年4月より現職。2001-2002年文部省在外研究員(ドイツ連邦共和国派遣)。大学院生の時から花卉を研究材料として、育種学的な研究を展開。現在の研究テーマの一つは、アルストロメーリアの遠縁交雑。試験管内受精など未来の育種技術に向けた新しい研究を行っている。

川村 通(かわむら とおる)
島根県農業技術センター栽培研究部科長

 1962年島根県生まれ。島根大学卒業後、1985年島根県入庁。農業改良普及員、専門技術員、島根県立農業大学校講師、島根県大阪事務所課長を経て現職。行政、普及、研究業務に携わる。その間、一貫して花卉振興業務も担当し、その戦略眼とカリスマ性から新規就農、花卉の産地化に貢献し、地元ではカリスマ普及員、川村マジックなどと称されている。

水野 勝義(みずの かつよし)
有限会社J&Hジャパン・ゼネラルマネージャー

 1964年生まれ。岐阜大学大学院修了博士(農学)。岐阜県農業改良普及員として勤務後、デンマークにて生産研修を経て現職。⑰J&Hジャパンは生産部門として栄養系種苗生産、ライセンス管理部門として、海外育種会社の日本やアジアでの代理店業務と国内育種家の海外への品種紹介を行っている。

佐藤 和規(さとう かずのり)
ビスタ・エフ・エフ(Vista Future Flowers Inc.)代表

 1947年東京生まれ。高校卒業後第一園芸に入社し、種子の生産から育種に携わり、切り花ではスターチス・ミスティーブルー、鉢花ではプリムラやペンタスなど、種苗法制定前や、出願に制約があり十分な品種保護が得られない時代から多くの品種を作出した。2006年から生産者育種のサポートを生業にし、商品化を進めた。2011年から個人の育種会社としてVista Future Flowers Inc.を立ち上げて、自分の育種事業との両輪で進めている。

高木 誠(たかぎ まこと)
元株式会社サカタのタネ長後農場場長

 1936年生まれ。1960年千葉大学園芸学部卒業。⑭坂田種苗(現サカタのタネ)入社。茅ヶ崎試験場にて育種に従事。1986年長後農場場長、⑰中井園芸社長を歴任。「失敗しない花つくり入門」、「やさしいベランダ園芸」など著書多数。現在信州の高冷地で自由な育種に取り組んでいる。

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